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特急南紀はがらがら…

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愛知県の名古屋駅から和歌山県の紀伊勝浦駅を結ぶJRの「特急ワイドビュー南紀」。まだ私は乗ったことはないが、うちの父親が三重県の熊野に単身赴任している都合、乗らなければならない時もあるのだ。ある日、都合で遅くなり、そこで、尾鷲~熊野市間の特急8号に乗ることに。(3両)しかし、客はまばら。それもそのはず、尾鷲22:01発の便だったからだ。大体はこんな感じだろう。この特急はグリーン車は一切なし。しかも古い。途中の河原田~津間は第3セクターの伊勢鉄道の路線を通ることになり、そこの伊勢鉄道の車両はというと何気に最新型なのです。
おかしい。ちなみに、南紀の停車駅は北から順に、 名古屋→桑名→四日市→鈴鹿→津→松阪→多気→三瀬谷→ 紀伊長島→尾鷲→熊野市→新宮→紀伊勝浦となっている。 名古屋から紀伊勝浦までの所要時間は約3時間20分。こんなところでは、その方面の観光客は望めない。JR東海管轄ではあるが、東海道新幹線が収入のもとであるJR東海。あまり重視していない。熊野古道が世界遺産に登録された。ついにJRも熊野方面の割引切符を販売し始めたが、まだまだ客足は遠い。これからどうなることやら…。

注:2006年3月18日のJRのダイヤ改正により、鈴鹿に南紀・快速みえが全停車。2009年3月14日のダイヤ改正により南紀にグリーン車がつくようになっています。

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