6. 叙述

論文執筆の目的を明確に把握し,基本枠組みをつくる

問いと仮説(作業仮説でなく立証ないし反証する仮説)を宣言
→自分のやりたいことを宣言

対象を設定(具体的に,「なぜこの対象なのか」→自己の問いに最も適当な対象)
使用する基本概念を設定(「健全」「個性」「活性化」「民主化」,一つか二つのキー概念
方法を設定(学問分野/先行研究→自己の研究の位置確認,「なぜこの方法なのか」)

「仮説を立証してゆく」叙述,「仮説(俗説)を反証してゆく」叙述


7. 構成

問い(序論) →分析(本論) →回答(結論)」,「起承転結」「序破急」などではない
序論で「問い」「仮説」「対象」「基本概念」「方法」などの舞台設定をやる
本論は立てた問いにしたがい,仮説を立証してゆく
結論は本論の分析をふまえて,序論の問いに回答を出す
執筆前に構成表をつくる
(目次)
すべてが「問い」に関係しているか自分で検証すること
8.文章